【雑学】「カタツムリ」の名前の由来
童謡にも歌われる「カタツムリ」。
陸に棲む巻貝の総称で、その種類は日本で800種以上と言われています。
名前の由来には諸説ありますが、
「カタ」は傘、「ツムリ」は巻貝を意味する古い言葉が語源とされています。
他に、殻から出ん(「出ろ」の意味)で「デンデン(出ん出ん)虫」。
動きが踊りに見えるので「マイマイ(舞い舞い)」と呼ばれることも。
漢字で「蝸牛(かぎゅう)」と書くのは、動きやツノが牛に似ているからだと言われています。
カタツムリは、雨の日にアジサイの近くやコンクリート塀でよく見かけますが、これには理由があります。
雨の日に見かけるのは湿気を好むから。
アジサイは、その大きな葉陰に身を隠すため。
また、コンクリート塀にいるのは、貝殻の成分(石灰質)を舐めているのだそうです。