【雑学】日本を代表する春の花「スミレ」
【雑学】日本を代表する春の花「スミレ」
3~5月に花を咲かせる「スミレ」。俳句では春の季語にもなっている、日本を代表する花です。
スミレの仲間は世界に約400種あると言われています。なかでも日本は国土が狭いにもかかわらず、50種以上も自生する「スミレ王国」と称されています。
一般に日本で言うスミレは、学名「ビオラマンチュリカ」と呼ばれる品種で、濃い紫色の花をつけます。
花言葉は「謙虚、誠実、小さな幸せ」とされ、華やかな桜の足元でひっそりと咲く可憐さと、様々な地域の気候に適応し、都会のアスファルトの隙間からも花を咲かせるたくましさも持ち合わせています。
名前の由来には諸説ありますが、花の姿が大工道具の「墨壺(すみつぼ)」に似ていたので、「墨入れ=スミレ」になったとも言われています。